クラニアルテクニック(頭骸骨調整)のセミナーに参加してきました。

長谷澄夫先生のクラニアルテクニックセミナーに参加してきました。
会場、主催者側、参加者の熱気の渦。空間は、まるで神社のお祭り??のような感じでした。
とにかく、セミナーは楽しくなくては!というのが長谷先生の主義のようです。

そもそもクラニアルテクニックとは何か?ということですが、
単刀直入に言うと、頭の骨は、本来、わずかに動くものですが、大人になるにつれて動きが悪くなったり、
骨に歪ができて、脳脊髄液の動きが悪くなってしまい大脳を圧迫しまい様々な症状を起してしまう。
この歪を調整し、骨の動きを回復させることによって、脳脊髄液の動きをよくすると、
様々な不定愁訴の改善除去や中枢、自律神経を介して内臓の調子もよくしてゆくのです。

12月に出たDVDも丁寧に解説されていて、すぐに臨床で用いることができ、それなりの効果の実感があったのですが、
臨床実践の場になると、やはり微妙な感覚が分らなかったり、
そもそも1次呼吸は、なんとなく通常の2次呼吸と違うリズムで動くのが分ることがあるのですが、
それが果たして合っているのかとか、圧のかけ方も強さだけでなくテンションの微妙なかけ方もあるので、
どういう風にするのかとか、疑問を解消して本当に使えるようになりたいと思い、参加致しました。

参加してみて、期待を上回り、やはり大正解でした!!

長谷先生に最初、「DVDは初心者のもの。このセミナーはプロを養成するところ」と言われました。

50人以上の参加者が集まりましたが、インストラクターも沢山居られ、
だいたい4人にひとりの割合で付くので、実技にしては、分りやすいセミナーでした。

最初に「時間が一番大事」と長谷先生が仰いました。
恐らくこれは、時空を跳躍するNSTのエネルギーテクニック全体にいえるのだろうなあと、
実質の中身は全然しりもしませんが、予感しております。

このセミナーでも先生がどんどん時間を圧縮されましたが、かえって皆、集中力が増える。
とにかく、みんな分りたい、できるようになりたいという一心の空間なので、どんどん集中力が増していった感じがしました。

技術は、感覚が大事。
もちろん、基本が入らないと話になりませんが、その場その場で、自分の感覚を信じて感じ取り、臨機応変に柔軟に対応施術してゆく。
DVD、教科書は、初心者のもので、出来るだけ早く捨てる。
やり方を覚え、ひたすら感覚を磨く。このあたりは、鍼の技術を磨くのと全く同じだと思います。
今回、わたしはコンタクトの仕方を修正。
また本来は、強い力は必要ない。このあたりも、非常に勉強になりました。
但し、長谷先生が作り出す会場の場のエネルギーが違うということ!
次の日、自分の治療所の診療でまず感じたのは、まるで重力の足かせが増えたような感覚。
これは昨年8月に受けた、7ステップスの1dayセミナーの時もそうだったので、
あらかじめ、予想はしていました。それでも今回感覚を持ち帰れたことは最大の収穫です。
いつでも原点に返ることが出来るので。

1日目の最初は、徹底的に、頭、横隔膜、足関節の屈曲伸展で、1次呼吸を感じる。
すべて本来、同期して動いていることを、わたしも含めて、参加者全員が1日目で会得。
あくまでも自分の感覚なのですが、足関節も肺呼吸とは違うリズムで、ブワンワンワンワン~と伸展して言ったり、
また屈曲に帰っていったりという微妙な感覚が分り、身体全体に波紋が広がっていくのだということを感じ取ることができました。
これは、クラニアルのテクニックとは本来関係ないのですが、1次呼吸を感じるための徹底的な指導法のひとつです。
皆大体、午前中の2時間ぐらいで、1次呼吸を感じられた段階で、具体的なテクニックに入
ってゆきました。
午後は、前頭骨、後頭骨へのアプローチでした。

2日めも最初、1次呼吸の確認をして、すぐに残りの手技すべてを学びました。

セミナーを終えて、もちろん完璧ではないですが、患者さんにこのテクニックを使うにあたって、かなり自信が付きました。
本当に会得するのは、鍼でも何の技術でもそうですが、臨床実践の場で磨いてゆくしかありません。
もともとセミナーを参加する前から効果を実感しておりましたが、今は効果が出ないわけはないという確信をもった感じです。

今回のセミナーでは、とにかく沢山のインストラクターが付いてくれて、生徒に徹底的にさせる。
インストラクターも皆、それぞれ個性的で、実力が素晴らしかったです。
人柄が滲み出ていて、“今、この瞬間刹那を活き活きと生きている”ということを感じられる方々ばかりでした。

長谷先生も、ズバズバ単刀直入に発言される方なので、ちょっとおっかないかな?という印象が前はありましたが、
2日間のセミナーを通して、とても気さくで情の厚い先生だと感じました。

次は、3月に内臓テクニック(1day)を学びます。

(写真は、セミナー終了後、長谷澄夫先生と)

2015年 ブログ初出

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