クラニアルテクニックセミナーで得た”感覚”は進化中!!

長谷先生のセミナーにおいて、臨床で使えるようになるためには、早く教科書、DVDを脱却しろとのことでした。
そしてそのためには、その場で、感覚をつかむ事が一番大事だと感じ入りました。

日々の治療において、症状改善に、とても有効なテクニックであることと、また手の感覚を磨くために、
ほぼすべての患者さんにこのテクニックを導入させていただいております。

そのなかで新たに感じることが出来るようになったことに、まず骨盤の1次呼吸の動きがあります。
肺呼吸ではない、その呼吸(仙腸関節の屈曲伸展)に合わせて、手技を加えると、容易に動くことが分ってきました。
(わたしの現段階では、先に仙腸関節が動き易い程度に調整しておくと、クラニアルがやり易くなるようです)
またセミナーでは、DVD中で解説されているよりも更に、本来、こんなに柔らかい力で動いてゆくのかと思い知りましたが、
まだまだその次の段階がありました。

それは、まだまだ全例ではないですが、患者さんの頭蓋骨にコンタクトしている内に、骨全体が柔らかい膜のように感じられたのです。
もちろん、それ以上に強い力で触れば、硬い頭蓋骨に感じられるのでしょうが、どう表現すれば適切なのか?分らないですが、
掌と指全体と相手の頭蓋骨が一体化しているような感覚なのでしょうか?

長谷先生が頭蓋骨にアプローチするのは、硬膜の問題を取り除くためで、その為には頭蓋骨を硬い骨と感じては駄目だとの説明がありました。
そのときの意味が言葉どうりでは、なるほどとは頭で理解したつもりだったのですが、セミナー受講後、日常の臨床で、
感覚で初めて感じることが出来かけているのではないかと思いました。まだまだ全例ではありませんが。

ほぼすべての患者さんがとても気持ちいいと仰り、頭にコンタクトして、すぐに寝入られる方々も多いです。
そして肝心の効果の方ですが、肩首がふにゃふにゃになるのはもちろんですが、
毎回、わたしが一番感じ入るのは、お腹全体が柔らかくなることと、脈状がよく改善されることです。

脈診の世界は、日中の諸流派によって、色々と違うものがあり、表現が適切でないと感じられる方々も居られることと思いますが、
わたしの印象では、脾臓の正脈(病脈ではない方)のほうの緩脈に近づいてゆくということです。

これは、クラニアルテクニックで、脳脊髄液の滞りなくなるということは、
大脳中枢神経の働きが改善され、自律神経支配の内蔵の動きが全体的に改善されている証拠だと思います。
もちろん、わたしは更に鍼灸を用い、左右上下内外の調整、陰陽五行の調整で、最終的全体調整を図るのですが、
今までよりもクラニアルを用いた方が、遥かに調整し易くなった感触があります。

まだまだ感覚の世界は、無限だと思います。
すべては、患者さんの為に、どんどん精進して磨いてゆきたいと思います。

 ブログ初出:2015年3月4日
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