皆様、お風邪を召されましたら、はり灸で、自然治癒力を旺盛にして治してしまいましょう!!

本日、薬学部へ通うカップルが、ご両人とも風邪を引いてしまい、のどの痛み、鼻詰まり、関節の節々が痛い、目の奥が痛い、熱が篭るなどの症状を携えてご来院してくださいました。試験も近いので、大事な時期とのことでした。

あまり知られていませんが、風邪、感冒などは、鍼灸施術の適応症です。

それは、ウィルスを直接たたくのではなく、身体に備わる自然治癒力、免疫力を高めるからです。当院の”患者様の声”にも掲載させていただきましたが、抗生剤を数回打っても良くならない風邪が、あっさり治ってしまったりもします(もともと風邪に抗生剤は、不適切との指摘も多い)。

本日のお二人も、実際に各症状が、1分以内から数分で改善してゆきましたので、鍼灸の即効性に感激していただきました。

ただ、先ほども書きましたが、ウィルスを直接たたくわけではなく、生体の本来持っている自然治癒力を回復旺盛にして、患者さんご自身が治してゆくように持ってゆくので、熱が出る時もあります。これは、本来熱が出て風邪を治してゆく元のサイクルへ戻すというニュアンスに少し近いかもしれませんが、
厳密にはそれとも違います。
身体が風邪を治してゆくのに、”後押しする力=正氣”という生命エネルギーを鍼灸によって、ちょっと高めておくので、余計に治りが早いのです。

また、本日もそうだったのですが、治療前に脈診をしても、昨日からのどが痛み出し、朝には熱が上がり始めというわりには、風邪引きの脈にはなっていません。
いろいろ伺うと、胃腸の症状があったり、頚部、肩、背中よりもむしろ、腰部のほうに症状があったりします。
これはもっと以前に風邪に入られていたか、数ヶ月かまえに引いたのを中途半端になった状態でそのままになっており、ウィルスに身体内臓へ内攻されていたのが、季節環境の変化、ご本人の体調低下により、免疫が低下したため、再度風邪症状が出てきたことも考えられます。

一般的には、もう治り掛けの段階で無い限り、治療をして、本来の風邪脈になったほうが、治りが早いようです。

また治療をして風邪脈になるといっても、治療をして正氣が増えた分、本来の風邪脈(浮実、洪、数etc)より、荒々しさが削がれ、硬い脈が幾分やわらかくなってきています。

その程度を、弁えることもとても大切なのだろうと思っています。

以前から、時々、来院してくださってる彼の方も、薬学部卒業したら、将来的に、鍼灸も勉強したいとリアルに思っているとまで仰ってくださいました。
とても嬉しかったです。
そのお言葉が、わたしにはこの上ないご褒美でした。

2015年1月9日 ブログ初出

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