昨日は、お天気がよかったので、家の近くの護岸を散歩しました。
雲ひとつ無い、真っ青な秋晴れで、とても気持ちよかったですね。
自転車で走り回る子供たち、ランニングをする人々や、キャッチボールをしたり、甲羅干しをしたり、
のんびりと過ごす方々が沢山おられました。
途中、かもめのこどもが人のすぐそばでたたずんでおりましたので、
近寄ってゆきましたが、人に慣れているのかあまり逃げる気配がありません。
でもようく見ると、羽や羽毛がばさばさで、何やら健康的でない様子。
しばらく見ていると、近くに居たおじさんが、寄ってこられまして、
仰るに、一週間ほど、つりばりが五本、釣り糸に絡まれた状態で元気が無い様子だった。
海にも浮かんでおられない状態。
そこでおじさんが釣り針や糸など丁寧に外してやって世話をしてやっているとのこと。
識別のため、頭に赤い塗料をぬっておられました。
やさしいおじさんもおられます。
数歩の間合いで、少し、氣のエネルギーをおくってみましたが、
すぐに地面に座って寛いだような感じでした。
おじさんが抱きかかえられ、頬ずりすると、
かもめの子もし返しました。
かなり慣れた様子。
おじさんが触っても大丈夫と仰るので、
ぼくも首筋の後ろに軽く触れると、
「何、すんねん! このおっさん!!」
とばかりに、触れた手に後ろ頭突きを繰り返し、
メンチ(睨みを利かす)切られました。
「おお! 野生の気性は失せてない!!」
元気な奴です!
しかし、それでも、
「元気になりやー!」と、
氣を送ってあげると、すぐに大人しくなり受けておりました。
30秒ぐらい送って、手を外して、さよならを致しました。
釣りをするのもよいですが、
できる限り、他を傷つけないよう、氣を付けたいですね。
釣り針が5本も刺さっているなど、
異常な状態でしたが、この子は、
幸いにして、やさしいおじさんの介抱で、
ほどなく元気になるでしょう。
おじさん、ありがとう!!
(2014年 ブログ初出)
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南はり灸院でございます。