池田太喜夫先生講義録が亜東書店から届きました。

池田太喜夫先生講義録が届きました。

池田太喜夫先生講義録が亜東書店から届きました。平成元年に無くなった経絡治療の大家です。
経絡治療の生みの親の一人、井上恵理先生の直弟子です。

前書きのところを読むと、校閲された真鍋先生の以下の文章がありました。

『日本人の治療をする限り、水・・「痰飲」(身中に蔓延こる余分な水気の一種で、代謝活動の邪魔をしたり、時間の経過ともに熱化して炎症のもとになるなどの邪気のひとつ)の治療を忘れるな。 水を上手に動かすことによって、血や氣も
良く動く。三焦の働きと脾の働きを上手に使え・・・』と講義中にしばしば言われていたと・・

日本人は、国自体、四海に囲まれ、湿気の多い環境に住み、また生食を多食するので、お腹をよく冷やし勝ちです。
当然、水の代謝活動に悪影響を及ぼす。湿気は不快指数の問題ではなく、空中からも身体の中に浸入してくるのです。

三焦は全身の水分代謝を司どり、脾臓は血を統べる(血液には、酸素が豊富に含まれ、実は、この血中の酸素分圧によって、腎臓の中で、余分な水分が尿素として染み出すのです。本文にも、脾土は肺金をふところに抱く癖があり、肺金には、体と内蔵を乾かす作用があると解説されています)。

☆三焦、脾臓の灸療:
家で手軽にできるお灸療法としては、三陰交、足三里(or豊隆)、外間、背中側の脾愈、三焦愈、腎愈などを目当てに、腰部へのこんにゃく温灸などもいいですね。

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